| 私は英士にファーストキスを奪われました。 トイレで。 それ以来傷心の私に英士は相変わらずしつこく迫ってきます。 もういっそ殺っちまいたい・・・!! 楽になりてぇ・・・!! The Lord of the Kimchiロードオブザキムチ 〜授業戦乱〜 国語の時間。授業中は平和です。 ええ、とーーーーーーーーーーーっても。 あのキムチ野郎が追っかけてこないからです。 それに、唯一安眠できる時間です。 家にいてもヤツはストーカーしてきやがるので安心して眠れやしねぇ。 今は「未来」についての作文を発表する時間だから寝てても平気だ。 すでに自分の発表は終わったし。 発表している人の声を子守唄代わりに私は浅い眠りについた。 「・・・よし。じゃあ座れ。次の人」 「はい。・・・『俺の未来 郭英士』」 ・・・ああ。あの憎たらしい英士の番か。 あいつの未来なんてたかが知れてる。 サッカーマニアにしかわからないサッカー選手か 犯罪起こしてムショ入りの生活送ってるんだろう。 私は特に気にすることも無く、また寝ようとした。が。 「『俺の未来は、を嫁にもらって子供を1000人授かります。』」 「ブホッ!!」 教室内がざわめいた。 いきなりそんなこといわれたら誰だって「ハァ!?」とか思うだろう。 つーか私か!?私の名前出しやがったな!!?それに、 1000人も産めるかドアホーーーーーーーーーー!!!!!! 「うわ、郭、と1000回以上もヤるのかよ。ヤラシー。」 クラスの人たちがこの男子の一言でどっと笑った。 「ヤるわけねーだろこの刈り上げ!テメーいい加減にしねぇとスリ潰すぞ!」 私は席を立ち、つかつかと英士の前に立ちはだかった。 すると英士は嬉しそうに笑いかけてきた。 「やだなぁ、。これ、これから起こす俺達の未来日記なんだからちゃんと聞いてくれなきゃ」 「そんな未来日記あってたまるか!そんなもの燃やしてしまえ!消去しろ! あぼーんしちまえ!ていうかお前自体消えてしまえ!」 私は鳥肌を立てながら英士に向かって怒鳴りつけた。 クラスのみんなはさらに笑い声のボリュームを上げた。 先生もついには我慢しきれなくなったらしく、口元に手を当ててクスクスと笑い出す。 恥ずかしいな!もう!全部こいつのせいだ!!! 「はいはい、みんな黙って聞いてなさい。ほら、も席について」 先生が笑いをこらえながら注意した。黙って続きなんて聞きたくねぇ。 聞いたら私、あまりの最悪さに昇天しちゃうから。 私はしぶしぶ席に戻ろうとした。こいつ、絶対あとでぶん殴る。 「、俺の愛のメッセージ、ちゃんと聞いてなよ」 「てめぇ、授業だからっていい気になってんじゃねぇぞ!」 私は英士に消しゴムを投げつけた。 しかし、英士は軽々とそれを取ってしまい、私に向けて微笑んだ。 そして、作文用紙に視線を移した。 「『1000人の子供を授かったうち、73人は交通事故、 2人は結核で間に合わなくて死ぬ、29人は自殺、 589人は家族旅行中に飛行機事故で死ぬ、 48人は強盗に襲われて死ぬ、213人は自衛隊派遣で死ぬ。 45人はによって殺される。残りは俺とに大事に育てられる』」 「エグいなぁ!!お前!!ていうか残りって1人じゃねーか!! その前になんで45人は私が殺すんだこのヴァカ野郎!!!」 私は思った。将来、こいつの子供を産んだやつは絶対不幸になる。 ていうか英士の近くにいると絶対不幸になる。 忠告です。みんな、こいつのプロポーズは受けるな! 「幸せにする」って言って絶対不幸にするからこいつ! 「子供は一人でいいでしょ。お金もかかるし。 子供の数イコール愛情の数だよ。知らないの?。 あ、それなら子供はやっぱ10000000000人の方が・・・」 「要らんわ!!!テメェ命を何だと思っていやがるんだ!!」 私は構わず英士の席まで移動し、英士にアッパーを決めた。 クラスのみんなは相変わらず笑っていた。 しかし、英士のファンクラブの女子たちは苦笑していた。 ・・・お前ら何苦笑してんだ!普通嫉妬するだろ!つかしろよ!! 認めてるんじゃねぇ!何か言ってくれよこの根性なし!!! 「?俺のなら丈夫だから何回ヤっても平気だよ」 「違ぇよ刈り上げ!!あーもうー、みんな助けてよ!」 ついに私はクラスのみんなに助けを求めた。 しかし、クラスのみんなは一斉に「ヤダー」と言った。 「お前らの夫婦漫才は楽しいし」とか 「授業が潰れて嬉しい」とか 「郭ってキレると怖いんだもんー」。 さらには「郭くんが望むこと応援してあげたいし」という意見まで。 お前ら正気か!!! 「ほら、。クラスのみんな公認なんだから、恥じなくてもいいでしょ」 そうだ、こいつが一番正気じゃねぇ。 「恥じてねぇ。嫌がってんだよ」 ようやく英士の吐き気のする作文朗読が終わり、安息に就く私。 畜生、こいつ授業終わったら絶対シメてやるんだから。 「、もう一回聞きたかったらいつでも聞かせてあげるから」 英士が大声でそういうと、クラスのみんなは「頑張れよー!」と 無責任に応援してくれた。 ようやく国語の授業が終わり、私は即座に英士の席まで行く。 「やぁ、。授業中、俺が隣にいなくて寂しくなかった?」 「ええ。寧ろとても平和でよく眠れましたとも。お前のその作文の朗読がなきゃな。」 「え?そんなに感動したの?俺の作文。」 「ううん、誰もそんなこと言ってねェよ。とても吐き気がしたわ」 すると、英士が先ほどの作文を取り出し、私に差し出した。 「仕方ないな。は。そんなに嬉しかったんならあげるよ。」 ・・・こいつ、頭おかしい。100%おかしい。 日本語が通じてない。やっぱこいつ韓国人だ・・・!! 「普通にいらないから」 「そんな嘘つくなよ。「ラブリィマイハートv英士の作文ほしーいv」なんて思ってるんだろ?」 私は、英士から作文を引っ手繰ると、ビリビリに破いて床に捨てた。 英士は「あああああああああああ!!」と叫ぶと同時に床に散らばった作文だったものを見つめた。 「、俺の愛のメッセージ、気に入らなかったの!?」 「キモい!!最低最悪超うざい!!」 私はそう言って英士の顔面に蹴りを喰らわせた。 してやったりの顔をする私。しかし英士は驚いた顔で私の顔を見つめた。 「・・・何?」 見つめられている私は英士の真顔に少し罪悪感を覚えた。 英士がゆっくりを口を開いた。 「・・・白の花柄パンツ・・・」 「・・・っ!!!!」 私はスカートを抑え、再び英士に蹴りを食らわすと、英士は幸せそうに倒れた。 顔がニヤけてるし。 私はあまりのキモさに耐えられなくなってその場から逃げ出した。 14歳。 今日、郭英士ことキムチ野郎を本気で殺してやりたいと思った日でした。 執筆:03年12月6日 |