恋愛日和
これはまだ、ハオがシャーマンという能力を隠しながら普通に学校に通っていた頃のお話・・・。
ハオと。
この二人はクラスの級長&副級長。
同じ仕事をこなしていくうちに仲良くなった。
「数学で勝負しない?」
にそう言い出したのはハオ。
はきょとんとした。
そう。今は中間テストが終わり、あとは結果を待つだけだったのだ。
「勝負・・・・?」
「ああ。点数が良かった方が勝ち。
負けた方は勝ったほうの言う事を1日なんでも聞く、というカケはどう?」
は数学のテストには結構自信があった。
それに勝てばハオに自分の言う事を何でも聞かせるということができる・・・
そしては決断した。
「・・・いいよ。それ、のった!!」
というわけで数学の勝負が始まった!!
2日後...
ついにこの日がやってきた。
数学のテストの返却日。そして数学の時間。
「・・・ついにきたね」
「・・・・うん」
「この時間で運命は決まる・・・」
次々とテストが返されていく・・・
「麻倉」
ハオのテストが返ってきた。
そしてハオは返ってきたテストを見て微笑んだ。
男子全員のテストが返され、女子のテストが返され始めた。
「 」
そしてのテストが返ってきた。
は胸をどきどきさせながらテストを受け取った。
(・・・・98点・・・・)
一問、間違えていた。
でもハオが100点でない限りは勝てる・・!!
「、何点だったの?」
ハオがに寄りそり、聞いてきた。
のすぐ目の前に・・・ハオの顔が・・。
(あ。ハオって・・・すごく綺麗な顔・・・///)
「98・・・か?」
「あ、れ・・、ハオは何点だったの?!///」
そしてハオはにやりと笑うと、テストの解答用紙をに見せた。
「え・・・ひゃ・・・100ううぅうぅぅ!!!!?」
は絶叫に近い声を発した。
(あ?????私ったら・・・ハオの言う事を今から24時間も聞かなきゃならないわけ・・?」
自分勝手だとは思われるだろうが・・は心の中で後悔した。
「うんvどうやら僕の勝ち、のようだねv」
ハオは穏やかな笑顔をした。
否、の方は何を言い出すかわからないハオに不快な顔をした。
「じゃ、よろしくねvvv
じゃ、早速今日一緒に帰ろうか?」
その日、ハオとは一緒に帰った。
ハオとはいろいろ話した。
勉強の事
仕事の事
クラスのこと・・・
二人はさらに打ち解けたようだった。
翌日。
「v」
に飛びつくハオ。
それを受け止める。
ここは仮にも教室の入口だった。
「な?に?ハオ?」
「オハヨウv」
「おはよー!」
「あと4時間で終わりだな?・・・」
「そうだねー・・」
内心、はどこかで嫌な気持ちになった。
なんとなく、このカケが終わってしまったらハオと接点がなくなってしまうのではないか、
前より縮まったハオとの距離がまた前に戻ってしまうのではないか、と。
不安だったのだ。
「あの・・ハオ・・・!」
「え・・・、何?」
「あのね、わた・・・・・」
ちゅ...
いきなりの事だった。
ハオの後ろにいたクラスの男子がふざけていて...
ハオにあたってしまい...
とハオの唇が重なり合ってしまった...
「あ、ごめ・・・え!!?」
ハオにあたってしまった男子は謝っりながら2人の方を向いた・・・が当然驚いた。
たとえ事故といえども
キス・・・させてしまったのだから
「・・・あ・・・・///」
「・・ご、ごめん!」
二人はお互いに黙ってしまった。
二人をこうさせてしまった男子は逃げてしまったようだ。
「・・・今のは、何///」
「僕のせいじゃないから・・・押されて・・・事故っちゃったんだから・・・」
「う、うん・・・」
そしてまた沈黙。
そのまま・・・1時間、2時間、3時間と過ぎてしまった。
とうとう残り1時間。
はハオを見る。
ハオもを見ていた。
お互いの目が合い、お互い目を背ける。
そして何もしないまま4時間が過ぎてしまった。
カケはもう終わった。
(もう・・・ハオとは喋れないのかな・・・)
はそう思った。
否、給食後。はハオに屋上に呼び出された。
「やぁ、、来てくれたんだね」
「うん」
そしてハオが口を開いた。
「朝は・・・ホントごめん・・・」
「あ。で、でも、私・・・相手がハオでよかったかも///」
「僕・・・?」
「なんか・・・そう思った・・・」
は頬を赤くして下を向いてしまった。
「じゃあさ・・・自惚れ・・・しちゃっていいのかな・・・?(ぼそ」
「・・・え?」
「僕はのこと、好き・・・愛してるんだ。」
ハオはそう言うとすこし頬を赤くしてにっこりと笑った。
「え///」
「もしよかったら・・・僕の嫁になってくれないかなぁ・・?」
「・・・・うん」
そして二人は再び唇を重ねあった。
Fin
執筆:02年12月31日