私は天国が好き。
そう確信したのはクラス替えをして2回目の席がえ。
クラス替えをして最初に席がえをして・・・彼の隣になった。
そのときは・・・・『なんか感じの悪い奴・・・・こいつ・・・嫌い・・・苦手・・・いや・・むしろ死ね』
って思ってた・・・・。
だけど・・・・・。




あなたに尽くす



「やだなー。なんで修学旅行にキャンプなの?
 これって修学旅行じゃなくて林間学校じゃないのー・・・?」

「二年生の時に林間学校潰れたからでしょー?」

親友の梓。1年の時からのつきあい。

「中学校最後の年に・・・・キャンプか・・・」

私はため息をついた。
そう、私たちは今中学3年生。
そして5月・・・・・・。

「ほらほら、ため息ついてないで。次の時間視聴覚室でフォークダンスの練習でしょ?
 さっさと行かなきゃ!!」

「うへ・・・男子と手とりあってダンス?・・・アレ・・・やりたくねぇ・・・・・・・」

「・・・・私も嫌・・・」

今度は梓と私の二人でため息をついた。



そして視聴覚室。
クラスのみんなはダンスの練習に没頭。
・・・よくできるなぁ・・・。

。」

「あ、天国・・・」

「大変だよなー、フォークダンス。」

「んー・・・そうだねー・・・」

「この歳でフォークダンスもちょっとキツイかもな。」

天国って・・・誰と踊りたいのかな・・・?
・・・・気になるな・・・・。

「・・・あのさ、天国は誰と踊りたい・・・?」

・・・・いきなり・・・言っちゃった・・・。
すっごく変に思われてるだろうねー・・

「ん・・・それは?・・・」

「・・それは・・・?」

・・・かな♪」




ずっきゅーん!!




「え・・・///」







このとき、私は天国に惚れてしまったのでしょう・・・。









それから・・・家庭科の時間・・・・


それはエプロンを作っていたとき。

ー!」

「何ー?」

「裁縫とか、できねぇんだー・・・やってv」

「えー・・・なんで私が・・・・」

裁縫系上手いじゃん!!」

そして私はしぶしぶと天国のエプロン作りを手伝った

「ほら、ここをミシンでやって。」

「ミシンもできないから。やって?」

上目遣いで・・・・。

「・・・・・まったく・・それくらい・・自分でやってよぉ?・・・」

ミシンの針に糸を通す
天国はそれをまじまじ見つめて・・・・

「やっぱはすごいなッ!」
・・・と。

私の心臓はばくばく・・・。
天国が隣に・・・こんなに近くに・・・・くっついっちゃってる・・・・///
天国に私の心臓の音聞こえちゃう・・・・!!
私の心臓!!落ち着け!いや、落ち着け私!!!!

ががががががががががが

ミシンの音で私の心臓の音は聞こえない。
・・・ふふ・・・私の勝利(は? 





「ありがとな。。」

「あ・・ん・・・んーん。いいよ。こんなのどうってことないよー。」

「・・・がオレの妹だったらよかったのになー。」

「・・・天国、私のほうが誕生日早いよ?」

「じゃあ姉ちゃんか」

「・・・・そうねー・・・・。」

・・・・姉弟・・・・くらいにしか見てくれないのかなァ・・・?








音楽の時間。

天国はアルトリコーダーが苦手の様子。
ちょっとヤヴァイ予感・・・。

ー。教えてー!!」

「・・・また・・・?(汗)」

「だってリコーダーも上手いじゃん!」

「・・・・・・はぁ・・梓に教えてもらえば・・・?」

「ううん!に教えて欲しいの!」

「・・・・こっ恥かしいことを・・・///」



その日はリコーダーのテストでした。



「早くしないと順番回ってきちゃう!!!」

「じゃあさっさと覚えてね?」

「もっと優しく教えてよー!『♯シ』の音ってどうやるんだっけ?」

「・・・こうやるのよ」

私はまず天国に指使いを見せてから
音を出してみた。

「おお、そっか。」



天国のリコーダーのテストのとき。
私は1人でリコーダーの練習。
そこにクラスメートがやってきて。

さん、猿野とラブラブだねー」

「・・・え!?そ、そんなことないよ!!」

「ま、頑張ってね!」

「え・・え!?何をー!!?///」








さらに数学の時間。

「じゃあ問3の問題全部やって今日の授業は終わりにするぞ」

!」

「・・・・・何?」

まーーーーた天国・・・。
今度はなんなんだ・・・
私の心臓・・・もう破裂寸前よ・・・?

「全部で8問あるだろ。だからは問1〜4までやって!
 オレは問5〜8までやるから!それで、あとで写し合いな!」

その後がっちり写し合い。
時間短縮、天国との接近度(謎)ともにあっぷ!
一石二鳥だね。



だんだん仲良くなっていく私たち。
まるで親友のよう?
いや・・・なんか・・私、天国の召使い?
でも・・・君のために頑張るの。

バレンタインデーはもちろんあげました!
・・・・義理チョコとして・・・







・・・ホワイトデー。
飴をもらいました。
・・・・私は決心しました。
天国に告白します!!!

「天国・・・・」

「ん?何だ?」

「あの・・・・好きデス!!私・・・と・・付き合ってください!!」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

続く沈黙。
そして天国の口が開いた。

「考えさせてくれない?」

なんと微妙な答えーーー!!!!!!!!!!

卒業式まであと5日。
進む高校は同じだけど・・・・・・・。


そして中学の卒業式。
結局告白してから天国とは一言も喋らずにいた。
・・・やっぱり・・・・駄目・・・なのかなぁ・・・・?




!!!!!!」

「あ・・・・天国・・・・」

あれ・・・・・?今・・・・・名前で・・・呼んだ?
聞き間違え・・・?

「ずっと・・・返事待たせててごめん・・・」

「んーん・・・いいの・・・」

「返事は・・・・OK!!」

「OKかぁ・・あーあ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・ってマジ!!!?」

「おお!大マジだ!!」

「天国ぃ・・・・///」




その後
私と天国は同じ高校に入学。
十二支高校です。
天国は野球部に入りました。
・・・・このごろ鳥居さんと言う人とすごく仲がいいです。
ふふ・・・天国・・・ごめん。
あなたがそういう態度とるのなら・・・・
私だってv





「犬飼♪待った?」

あっさり犬飼君と屋上でお弁当。
私から告白したくせに・・・・。
でも・・・・天国に嫉妬してほしいんだもんね。



Fin


執筆:02年9月19日