これはハヤテ達がまだ下忍だったころのお話…









ライバルを蹴散らせ!








「ハヤテくーんvVV」

「ごほ・・・何ですか? ミカさん」

月光ハヤテの前にぴょんと現れた化野ミカ。
ハヤテは無表情で答えた。


「今日から同じ班ねーvよ・ろ・し・くv」

「あ、こちらこそ宜しくお願いします・・ゴホッ」

「化野さんーーーーッ!!!何ハヤテくんを誘惑してるんですか!!」

そこに現れたのは 化野ミカ。
ミカ・・・ハヤテのことを想っている少女。=好き。
ミカもハヤテが好き。とミカはライバルだ。

「べっつにぃ?。さんには関係ないでしょー。」

「ハヤテくんと私とはずいぶんと対応に差があるんですね。
 一応私も同じ班なんですけど?」

「あーら。さんも同じ班だったのぉー?
 ま、せいぜい私とハヤテくんの足手まといにならないように頑張ってねー?」

「嫌味ったらしいわねー・・・。
 化野さんはいつもそんな言い方しかできないんですか?」

そしてとミカは睨みあった。

「まぁまぁ、ゴホ・・・さんも宜しくお願いします、ね?」

ハヤテはにっこり笑いながらそう言うと
の顔は少し赤くなった。

ミカは少しむっとすると、ハヤテに抱きついた。

「ハヤテくんv一緒に・・お弁当食べなーい?」

「いいですよ・・・ゴホゴホ」

ミカは「勝った!」とに向かってガッツポーズをしてみせた。
はそれを見て少し落ち込んだ。

さんも一緒にどうですか?」

ハヤテがを誘う。ハヤテはにこにこしていた。
すると、の顔に活気が戻った。
もちろん、 ミカはそんな2人がおもしろくなかった。

「うんッ!」

「・・さんは・・いつもそうやって笑ってたほうが可愛いですよ・・・///」

「え・・・」

「ゴホゴホ!!ゲフン!!////」

わざとらしく咳をするハヤテ。
ハヤテの発言に赤面する
今にもキレそうなミカ。
















張り詰めた空気の中(一部ほよよーんな空気)でのお弁当タイムも終わり、
任務の時間になった。

忍者学校を卒業したての3人はまだ下忍になりたてほやほやだ。
というわけで本日の任務は・・・・











狸探し。










「狸探しぃー!?」

ミカの気の抜けた声が響いた。
上忍の先生から任務内容(狸探し)を聞いて
呆れたらしい。

「そういえば、この頃動物失踪事件って多いよね」

「森の中で行方不明になったらしい。ま、とりあえず頑張ってくれ。」

上忍の先生が「ほれ、行って来い」というと3人は狸を探しに森へ向かった。
どうせ狸を探すだけなのだから、と上忍の先生はついては行かなかった。





「ミカさん、少し重いので離れてくれませんか・・・?ゴホ」

ハヤテにくっついて(抱きついて)移動をするミカ。
それを少し迷惑そうにしているハヤテ。

「いやぁーんvだって、ミカ、動物こわぁーいv」


(うそつけ)


は内心そう思った。

「化野さん、いい加減ハヤテくんから離れなよ?」

がそう言うとミカは

「やーねー。ブスの妬みってこわーい☆
 ハヤテくんを独り占めする気?さんって私と違って男好きね。」




さん・・・・!!ごほ・・」

ハヤテが何かを言いかけたがその前に
の中で何かが切れた。

「何よ!!男好きなのはてめーの方だろ!!?
 大体『ブスの妬み』って何だよ!!ちょっと顔が可愛いからって・・・
 どうせ私は金魚ブスよ!!!!もう・・・皆大嫌い!!!
※金魚ブス=救いようの無いブス

そして は1人でどこかへ行ってしまった。

さ・・・ッゴホゴホ!!」

「・・・放っておきましょ。ハヤテくんvこれからは二人きりねv」

そのミカの発言についにはハヤテもキレた。

「ミカさんは・・・いつもそうやってのことを平気で傷つけますが
 のこと傷つけてそんなに楽しいですか!?・・・ゴホ・・・
 私は・・・傷つくを見たくないです・・・!!
 好きな女の子が傷つくところなんて・見たくないです!!
 だから・・・もう・・・・ごほ・・私との邪魔をしないでください・・・ゴホゴホ・・・・」








こちらは
は静かな川原に1人ただずんでいた。

「はぁ・・・ハヤテくん・・・・」

はハヤテのことを考えていた。




(なんで・・・・・なんで私のことは『さん』って呼ぶのに
 化野さんのことは『ミカさん』って呼ぶの・・・・・・?
 やっぱりハヤテくんは化野さんのことが・・・・・・・・・・?)








「きゅ・・・」

は聞いた。
かすかだけど・・動物の鳴き声がした。

「・・・もしかして・・・探してる狸・・・?とりあえず行ってみよう・・・・・!!」

は鳴き声が聞こえた方へ向かった。



音を立てないように茂みをかき分けて......




そっと覗く.......



の視界の中に飛び込んだもの。





それはとんでもないものだった。












なんと大きな大蛇が狸を丸呑みにしようとしているではないか。

は引いた。



(あの狸だ・・・・助けなきゃ・・・・でも敵いっこない・・・!!)



任務では命をはれ。




そうは自分に言い聞かせ大蛇に向かってクナイを投げつけた。
が、大蛇のうろこはとても堅く、クナイでは歯が立たなかった。

の存在に気づいた大蛇は狸を放り出すと
に向かって牙を向けた。


もう・・・駄目・・・ッ!!!






がそう思った瞬間・・・・・ッ!!





ガッ!!!




・・・ッ!!・・・ゴホ・・・・」

「ハ・・・ヤ・・・テ・・・・くん・・・!?」

の目の前に、血まみれになったハヤテが。

「ハヤテくん・・・!私を・・・庇って・・・!?」

が悲しそうな目をすると、ハヤテは少し微笑み・・・・

・・・そんな悲しそうな目をしないで下さい・・・ゴホ・・・
 好きな女の子を守るのは・・・男の勤めですからね・・・」

「ハヤテくん・・・・////」

「・・・・・ゴホ・・・・
 ただ無駄にでかいだけですね。この大蛇・・・・
 よくも私のに手を出そうとしましたね・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・殺します。」

そう言うとハヤテは一瞬で印を結び大蛇を倒した。

は血まみれになったハヤテを背中で担ぎ、傷ついた狸を抱き上げた。







「ハヤテくん・・・・助けてくれてありがとう・・・・」

「ゴホゴホ・・いえ・・・」

「私も・・・・ハヤテくんのこと、前から・・・・///」

「気づいてましたよ?」

「え・・・//////」

「ゴホ・・・いつも・・・見てましたから///でもこれって自惚れっていうのですかね・・・」

「そんなことないよ、それと・・・私決めた。」

「何をですか・・・?」

「忍者をやめて・・・医療班に入って・・・ハヤテくんを助けるの」

「そうですか・・・・・。
 今更なんですが・・・私のこと、呼び捨てで呼んでください・・・ゴホ」

「え・・・//いいの・・・?」

「もちろんですv私も のこと呼び捨てにしてますし」

「そっか・・(いつから・・・?)じゃ・・・は・・・ハヤテ・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?//////」

「はは(疑問形ですか)では慣れるまで待つとしますか(苦笑)」

「ごめんなさい・・・・////」

「愛してます・・・


ハヤテはそう言うと身を乗り出してと唇を重ねた。


「〜〜〜〜〜////!?」

「これからも宜しくお願いしますね、。」

「・・・コチラコソ////」

そして二人はいちゃつきながら里に帰っていった。





**おまけ**

ミカ「ハヤテくんのバカーーーーー!!!
 でもの方がもっとバカーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


ミカは1人寂しく里に帰っていったそうです。




執筆:02年12月23日