「僕が・・・ソーディアンの使い手?・・・・人材に・・・・選ばれた・・・・・・・」

会議終了後シャルティエは一人、部屋で会議の事を思い出していた。
ハロルドの言った言葉。

シャルティエは地位が低い。
なのに、どうして自分が選ばれたのかが解らなかった。

考えれば考えるほど解らなくなっていく。

答えが見つからない。

シャルティエはベッドに沈んだ。


















Light of the sun



















「シャル~!!いる~?」

はシャルティエの部屋の前で叫んだ。
アトワイトと話終えた後だった。
まだ特に仕事は無かったので暇だったのでシャルの部屋へと赴いた。

「・・・・・・返事が無い。」

は部屋の取っ手を回してみた。

「(こういう場合ってあいてることがあるんだよね~。漫画では。)」

否、開いた。

「嘘!!ホントに開いちゃったよ!!・・・シャル~、入るよ~。」

が入ると部屋は真っ暗だった。
は暗い部屋の奥へと進む。

膝に何かがあたった。
何か、柔ら無いもの。布団だ。

ベッドの上に手を置いてみる。
生暖かいものを感じた。人だ。・・・シャルティエだ。
シャルティエはすやすやと規則正しく寝息を立てて眠っている。

「なんだぁ、シャル・・寝てたのか・・・。」

はそっとベッドのシャルティエの寝ていない場所に腰を下ろす。
さっきは気付かなかったが窓からかすか光が差し込んでいて、
シャルティエの寝顔を照らす。

「気持ちよさそうに寝てるな~・・・」

はシャルティエの髪にそっと触れる。
の手は髪から頬に下りていく。

「う~・・・・ん・・・」

シャルティエが唸りながら寝返りをうった。

「・・・ゴンザレス・・・・」

「ゴンザレス?」

シャルティエの吐いた寝言に疑問をもった
シャルティエの吐いた寝言を繰り返した。

シャルティエは幸せそうな寝顔をすると、の手をぎゅっと握った。

「シャル・・・?!」

は驚いてシャルティエの手を解こうとしたが、どうにも解けない。
こうなったらもうシャルティエが起きるのを待つしかなくなった。

「・・・もう・・・・私も眠くなってきた」

は横になると同時にに目を閉じた。










それからどれくらいたっただろう。





ディムロスがシャルティエの部屋にやって来た。


「シャルティエ少佐!」

ドアを開けた兵ディムロス。
ディムロスは驚愕のため、声が出なくなった。
しかし、顔が自然と綻んだ。

「シャルティエ少佐、大尉、起きるんだ!」

ディムロスはシャルティエとを起こすとにっこりと笑った。

「う・・・ん。え!!?な、なんでここにがいるの!?/////
 ・・うわーーー!な・・なななんで手なんか繋いじゃってるの!!?
 ひーーー!で、ディムロス大将!!!申し訳御座いません!!」

シャルティエがぱっと手を放すとはゆっくりと起きて目を擦った。

「オハヨウゴザイマス。・・・あれ?でぃむろしゅさんがいりゅ~・・・・・・・・。
 ・・・はっ!に、任務ですか!?申し訳御座いません!!」

はベッドの上でディムロスに敬礼をした。
ディムロスはクスクスと笑うと、すぐに威厳そうな顔をし、言った。

「リトラー総司令が呼んでおられる。至急、会議室に集まってくれ、とな。
 ・・・しかし、気持ちよさそうに眠っているところを・・・・悪かったね」

ディムロスは「じゃあ、なるべく早く集まるんだぞ」と言い残し、部屋を出た。



「な・・・なんでがここにいるの・・・?///」

シャルティエがベッドから降りて、に訊ねた。
は笑いながら淡々と話し始めた。

「作戦会議のあと、暇だったからシャルと話でもしようかと思ってここにきてみれば
 シャルってば寝てるんだもん。だからどうせだからシャルの寝顔を拝んでから自分の
 部屋に戻ろうとしたらシャルってばいきなり私の手を握って放してくれないんだもん。
 あとさ~、寝言で「ゴンザレス」って・・・」
「も、もういいよ!!/////」

「どんな夢見てたの?」

「・・・・べ、べつに・・・////」

シャルティエは顔を赤くした。














シャルティエとが会議室に行くと、殆どの面子が集まっていた。
先に向かったはずのディムロスはシャルティエ達より後からきた。


「・・・全員、揃ったようだな」

リトラーが言った。ディムロスが訊ねる。

「で、今回は・・・」













「それなのだが・・・・科学者チーム救出作戦が失敗したのだ」

リトラーの言語にディムロスはカッとなった。

「それでは!!アトワ・・クレメンテ殿とアトワイト大佐は・・・!」

「彼らは・・・敵の奸計にはまり、科学者チーム共々
 捕虜となってダイクロフトに幽閉された」

「そんな・・・」

イクティノスとカーレル、そしてシャルティエと
それぞれショックを受けた。
しかしディムロスはそれよりもショックを受けていた。

アトワイトはディムロスにとって大切な人。
大切な人がダイクロフトに捕虜された日にゃ誰でもショックを受けるだろう(ぇ









「それでなのだが・・・・君達には科学者チーム及び
 ラヴィル・クレメンテ、アトワイト・エックス両名の救出にあたってもらう。」

ディムロスは俯いていた顔をばっと上げる。

「今、そのためにハロルド博士が飛行艇を作ってくれている。
 あとは飛行艇が完成しだい、ダイクロフトに乗り込むだけだ」

リトラーが話終えると、全員が返事をした。

「「「「「了解!」」」」」







その中に一人・・・シャルティエだけは不安げな顔をした。







アトワイトとクレメンテがダイクロフトに幽閉。
ていうか「ゴンザレス」ってホント何やねん(笑)

執筆:03.04.04